2019年 04月 11日
~Count 20~ わがまち桜 2019① |
こちらは近所のお寺の桜ですが、わがまちも一応は咲きだしています。数日来やり取りしていた関東在住の友だちには、「昨日は松本城の雪をテレビで見たよ、寒いの?」、と心配されたり驚かれたりしました。まだ寒いことは寒いです。今日は、もう咲いて5日にもなるのに、まだ1枚も桜ネタが出ないのも淋しいと、撮ってはみたものの、天気も悪い夕方なので、光度低すぎで申し訳ないです。いちおう貼ってしまいます。
連日しょうもない駄句ばかりを載せていて、こちらも気がひけるというか、十分に申し訳はないですが、わたしも理想の、旅をするように暮らすではないですが、ただもう息をし日常にものを云うように句を詠むを信条に、いつかはこの先に進歩もあればと、ありやなしやの期待を込めて、続けてはいこうと今日も作るわけです。という今日はその11日め。毎日1句つくるを長年続けていると聞く、俳句の会のお仲間のSさんは、どの句もみなすごくお上手なのですが、猫も飼っていてまた、猫俳句の名手でもあります。その猫俳句というのは、猫にマタタビのように人を引き寄せるというか、多くが読むとついつい採りたくなる。まず絵が容易に浮かびますが、それがもうすでにかわいい上に、ほのぼのした何とも言えない味もあって、選句では点が入りやすいアドバンテージがあります。ま、ずるい句材でもあります。今日の地方紙俳句コラムが、その猫俳句でしたので、猫俳句にいかにアドバンテージがあるか、というのが分かりやすいと思うので、紹介をしておきます。
猫の子のしたい放題して眠る by 菊田一平
ちなみに今引用した地方紙の俳句コラム。今年度からは1面の座をほかに譲ってしまいました❨それでも掲載は残ることは残ってよかったのだけど、今は1枚めくった2面掲載となって、どうしても都落ち感は否めない感じがします❩。代わって1面に始まったのは、流行りのSNS を意識してか、ペットや日常に見かけた動物の写真に、それにふさわしい四字熟語など短いキャッチコピー的な説明を添えた、“こと映え”という投稿写真のコーナーです。それで思ったのだけど、わたしはインスタは見ないのですが、ものやことを写真で切りとるか、五七五の言葉で切りとるかの違いで、かなり俳句に近いのかなどと、この連載がはじまり気づきました。今日はだいぶ俳句ばなしをしちゃったなぁ。
泰然と しだれる桜 猫のいて
春光や 雨上がりたる 日のはじめ
屋根雪の 融けて消えつつ 煌めけり
by 828summer
| 2019-04-11 19:00
|
Comments(0)