2019年 02月 10日
りめいく |
連日しつこく書いていたから、今日はあっさりと終えたい。寒い1日で家で過ごす。二時間ドラマ好きのわたしの経験値から言って、意外とこの方の主演作は好みで、外すことのないのが寺島進だ。その彼主演の、奥多摩の駐在に左遷された、元は刑事という設定のシリーズを、観るのは2度めながらまた面白く観る。一本見たら、もう少しドラマが観たくなり、チャンネルを替えていて、NHK BS でやっていた、「遥かなる山の呼び声」を途中から観た。夫を亡くした母と子が暮らす北海道の牧場に、流れ者の男がひょんなことからやって来て、そこで働くようになるはなし。阿部ちゃんと常盤貴子が主役。ちょっと観ているうちに、ああ、これは、高倉健と倍賞千恵子がやったリメイクだと気づく。常盤貴子に言い寄る、女好きの成金風の、筧利夫の役は田中邦衛だったことも思い出す。この役も、阿部ちゃんに叩きのめされてから、阿部ちゃんを兄貴と呼んで慕うような、単純で憎めない案外にいいやつなのだ。この三人が三人、オリジナルを踏まえたリメイクとして遜色少なく成立させる、個性は異なるが十分な雰囲気、存在感を放っていた。変わらずきれいだが、いつも若くて全然変わらないと思うことの多い常盤貴子も、だいぶ中年になった感じの表情ものぞくところまで、この作品の質を上げていた。
最近だったら樹木希林さんや、市原悦子さん、八十代、七十代の我らが世代の大人の代表格だった、時代の色を作ってたような、頼もしかった俳優さんたちが平成が終わる今頃までに、かなりな数がいなくなっている気がする。心もとない気がしていたが、我らが世代の俳優さんが、今の時代の大人の代表格として、十分な風格を備えてきていると、今日は改めて気づき実感した。ドラマ好きには嬉しい気づきだった。
あと、先週から新たに観だしたのが、四回で終わってはしまうが、盤上のアルファ。NHK はこちらはBS ではあるが、ふたりっこ以来の将棋ものになるのかな。しょこたんの奇跡みたいな、通常のコースでのプロ棋士入りを年齢制限で逃した、元三段の棋士が編入試験でプロを目指すような、それと伴走する新聞記者のはなし。けっこう面白い。
おまけはまた今日のこれ。そろそろシリーズとなってきたような…。写真のないときのGoogle頼みとも言う。
by 828summer
| 2019-02-10 17:23
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