2018年 11月 05日
No concept diary(C日記⑧ 72日め) |
近年はずっと読み物的に日記自体が楽しめるような、日記のなかに年毎にあるコンセプトが設定され盛り込まれ、著者によるその年や月々や、週や日々に様々な提案や、毎日を生きるのによいちょっとしたアイディア、ヒントを提示している、コンセプト手帖というようなものを愛用していた。来年も今年と同じシリーズを買うつもりで、ちょっと前までいたのだが、何となく気が変わり来年はテーマのない、シンプルなただの手帳にするのも、いいかもしれないと思いはじめた。
今日はツタヤにレンタルを返す日。能率手帳に目が止まり、極めてシンプルなところがいい気がし、ちょっと見ただけであんまりあれこれこだわらず、何の変哲もないシンプルな、NOLTYというシリーズのレフトタイプという手帳サイズのものを購入した。見開き2頁に1週間が割り振られ、左側の頁は月曜から日曜まで用に7つの横罫でざっくり区切られ、中には横に8時から22時までのタイムテーブルが書き込める、目盛り付きになっている。そして右側はただのフリーメモ。月の巻頭は予定を書き込むため、見開き2頁で1ヶ月のカレンダーになっている。そんなんで来年は潔くわたしは白紙のノートで始めることにした。さてどんな年になるでしょうか。
今日はもうこれだけを短く書いて終わりだが、おまけにまた週1おきまりのレンタルのことを。映画はめがねやかもめ食堂の荻上直子監督が5年ぶりに撮ったという「彼らが本気で編むときは」2017を。トランスジェンダー、LGBTをテーマ的に扱っているけれど、描き方はとてもナチュラルで、偏見にさらされる部分もきちんと取り入れ扱いながら、きれいな無垢なものがいっぱい込められていて良かった。わたしはすきだ。NHKのBSでやったドラマもそうだったが、こちらも子どもの視点を取入れているところが、偏見を軽く飛び越えさせ、本質的な人間としての好ましさのようなものは、けっきょくは何も違わないということが、子どもの受け取り方を通して短時間に直接的に伝えられているところが効果的に思える。だからか泣けてくるところが多い。また笑えるところも多い。偏見に満ちた目に子どもが憤りを覚えるところにも共感する。泣いて笑って難しくなく柔軟に固定化した思考を揉みほぐされる。最近おすすめ、おすすめの大安売り的になっているが、これもおすすめです。
おしまい。明日が良い日になりますように、おやすみなさい
by 828summer
| 2018-11-05 23:37
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