2018年 09月 10日
秋刀魚日和♪(C 日記⑧ 16日め) |
今日はみじかくのつもり。
会社帰りに駅前に出た。駅に戻ってきてデジタル表示板に見る、夕方6時40分頃の松本駅前の気温は17℃だった。雨が止んだ後で湿った大気や地面から、肌に伝わるひんやりした温度は、長袖シャツ一枚では、何となく心もとなかった。夏に小雨の軽井沢駅に降り立った直後に似てというか…。
朝のニュースで前日の目黒のさんま祭りをやっていた。一度行ってみたいといつもおもう。街頭で食べるさんまの美味しそうなこと。今年はわりに豊漁らしく値段は安めらしい。週末に妹も食べたと言っていたから、わたしも今夜は初物をいただこうと、秋刀魚を買って帰ることにした。大根と青柚子も買った、塩をして暫くチルド室に置いたところ。これからペーパータオルで拭いてから塩をして焼く。
秋刀魚を買う前には、展覧会に行く前に予習じゃないが、丸善に寄り安野光雅さんの本を何冊か立ち読みしてきた。わたしは旅の絵本とか、絵本のかたちでこどもが、数を楽しく学べるようなふしぎなたねとか、ああいうのが安野さんのイメージだった。今日読んだが、あいうえおの本というのも、同じようはコンセプトの本だったが、エスプリが効いていて、大人も楽しくなるようなかわいらしさやうつくしさがある本。欲しくなった。現在、92才なんだ。山口の方みたいだ。「方言でたのしむイソップ物語」、エッセイの「本が好き」などの著作も立ち読みした。文章はいい大人のおとこの人の書くような落ち着きもあれば、蘊蓄もあれば、バンカラな感じもあるし、ユーモア、シニカルもある感じ。挿絵や装丁家でもあるから、色んな近しく感じられてきているらしい、様々な作家の方の名前も出てくる。興味を感じられるひとばかり。ヨーロッパ的でもあるし、中国や、日本の民芸的な感じもある、静かな落ち着いたセンスのいい絵だよね。水彩の色合いも落ち着いている。やっぱりいいなぁと思って欲しくなったが、今日は何とか買わずに帰って来た。愉しい。
そんなところだ。おしまい。みなさま、明日がいい1日になりますように。いいゆめを、そしてお休みなさい
by 828summer
| 2018-09-10 20:28
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