2018年 06月 25日
Let it go! で行かせる(C日記⑥ 142日め) |
久しぶりに近くの高い位置から、田を見下ろすようにして歩く。また稲がだいぶ育った。もう一ヶ所一ヶ所の植えた苗の束は、広瀬すずの頭に結わえた、髪の束のようではない。わさわさとした長さと広がりをみせる。近くから直下から眺めれば、植えられた列はわかり、間の隙間も確認できるが、少し遠くに目をやれば、一面が毛足の長い緑の絨毯のようになって、列の間の隙間はわからなくなる。うつくしい。道路脇の穂の立って育つ、しゅっとしたグラスの類いは、穂がもう茶色に枯れてきている。子どものように駅の途中まで、近くにある手で触れて歩く。ラベンダーやローズマリーやら見かけると、ついこんな風にやってしまうが、撫でた手をかいでみても、格段によい匂いはしないが、でも草に触れるのは何となく気持ちがよい。
会社では月曜は気がついたら、自然にわたしはひとを注意したりしていた。ずっと面映ゆくて、また相手の気持ちを気にしすぎ、ずっとできなかったことが、あまり躊躇なく自然にでてきて、それを普通の顔をして、言葉が流れるままにしながら、気持ちはそのことに気づいていて、何だか不思議な気がしていた。こうしてひとは変わっていくのかなどと、少しさみしいような気もする。また帰りには少しいらいらすることもあったりを、嫌だなこんな感情が湧いてと抑えて駅まで歩く。買い出し曜日。気分よ変われと思いながら。
この日で一番驚いたのは、最近は職場で昼休みに、観はじめた朝ドラの律の告白。笑ってしまった。佐藤健おもしろい。わたしはティーンか何かのように、この少女まんがのような朝ドラを、今期は楽しんでいる。たまにはいいよね。
それとあと1つだけ書いておきたい。新聞のテレビ欄を会社がえりにながめていて、今夜は引き分けたセネガル戦の録画でも、観ようかと思う間もなく、山田太一脚本のドラマとのバッティングすることに気づいた。映画の昼顔はパスできても、こちらはわたしにはパスできないなと思った。リアルタイムこそ全て。今は録画に頼らないわたしは、単に半永久的恒久保存状態のまま、メモリーいっぱいになった、もう消せるものがない、HDDを繰返し見続けるしかないためだが。などと思いながら帰ったが、調子がいまいちのわが家のテレビは、何故かNHK と列びTBS系が調子悪く、結局はセネガル戦を観た。席を立っていた間に観たいと思っていた、本田のゴールはしっかり見逃すという、スポーツ観戦はあまりのめり込めないわたし。と言いながらもお祭りなので観てはいます。
タイムアップだ。今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい日が、またみなさまにもわたしにも、それぞれによくありますようにね
by 828summer
| 2018-06-25 17:17
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