2018年 03月 03日
あったかかった(C日記⑥ 28日め) |
午後ももうそんなに早くもない時間の翌日日記。行く前に書けるかなと思ったら、普通にやっていたら時間がきてしまい、呼ばれた四十九日と百か日を兼ねた法事に、行ってきてから書きはじめた。今日も暖かい。行きはフォーマルにコートを着ていったが、帰りはコートは手に持って帰ってきた。部屋もストーブを点けずにいられる。いつ以来かも忘れる暖かさだ。
同じ感じで3月3日の土曜日、巷は雛祭りだが昼間は思いの外に春めいて感じられた。寒の戻りがないことはないだろうが、2月でもう冬は終わりっ、3月から春、絶対的春に突入、何と言おうがそうなのっ!! と、宣言されたような具合の、そんな日だった。今シーズンは寒すぎた冬だったから、シーズン毎に絶対量のある寒さの、内容物がもう出し尽くされた、なんてことも実際はないだろうが。でも神話にそういう神様がいたか知らないが、地上の寒暖を司る神もいて、ああいかん少し雑に仕事してたら、もう中味終わってるわ、しようがないな、この春は少し早いがもう元栓は閉めると、寒さの出てくる元を閉めている様子を妄想したくなる。夜に観た神話の神と人間が共存する世界を描いた、アドベンチャー風の映画、キングオブエジプトが面白かったせい。コミカルさもあり、またレンタルして、じっくり観なおしたいくらいに好きだった。わたしは考えたら読んだことがないから、アポロンとか、ポセイドンとか、アルテミスとか、ああいうのが出てくる神話も、今更ながら読みたくなったりもした。映画で太陽神ラーが毎日必ず日課に、この世を混沌から守るため魔物と闘っていた姿も、偉大な神様があまりにルーティンのように、その仕事をする姿が面白く新鮮に感じて、あの設定のシーンが作られ、何度か出てきたところも好きだった。人間くさい神様が好ましい。紆余曲折あっても、ハッピーエンディングで、後味もよい映画で、また来週辺りからレンタルも再開したいが、こういうのをもっと借りてもいいのかも。
雛祭りだねと妹からメールがきて、妹は今年はちらし寿司に蛤のお吸い物ではなく、久しぶりに祭り寿司(金太郎飴的に図柄を細工した巻き寿司)と、汁物はホンビノス貝のお吸い物にすると言っていた。千葉の市川市の行徳に住む妹は海に近いので、漁師さんが近所の居酒屋さんにホンビノス貝を卸していて、そこから安く仕入れるルートを開拓したらしい。羨ましすぎると思いながら、わたしも形だけ真似て、何日かぶりでご飯を炊き、レモンを絞った汁と柚子酢だけで酢飯を作って、具は薄焼卵、シーチキン、青紫蘇、海苔くらいの、何ちゃってちらし寿司を作った。それに乾燥味噌汁。チンゲン菜の和え物くらい。アルコールも花もお雛様も残念ながらなし。
色気はなく食い気だけの雛祭りだったということで、味気ないと言えば味気ないが、今年は節分は寝込んでいて何一つしていないから、雛祭りのほうが何ちゃってとは言え、ちらし寿司を作っただけ上等、上等ということにしておこう。今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい日が、主には夕方近くから夜になるが、この日曜日がまた、みなさまにもわたしにも、それぞれによくありますようにね
by 828summer
| 2018-03-03 16:53
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