2017年 12月 10日
ひとりごとアラカルト(C日記⑤ 124日め) |
またいつもの週明け、翌朝のクイックライティング日記。アラカルトと言っても、何皿出るかは分からないけど、駅に着いて待ち合い室の椅子に、今日は座ったところから。
前日に書いた木村さんの本。一ヶ所何故か号泣させられたところがあった。木村さんが少年院に農作業の指導を頼まれ、作業療法の一環というのか、指導というか授業に行った時の話。簡単な座学のレクチャーから始めて、畑に出て土を耕して畝をたて、種蒔きとおそらく進んだのだと思う。木村さんは子どもに、しかもそういう環境の子どもに教えるのは初めての体験、戸惑いながら教えていたが、最初は子どもたちの態度は冷ややかで、このおじさん何?、うざいな、うざいわね、みたいな感じだったらしい。それが一変したのは、種蒔きのあと、次の授業で畑に出たとき。畑には芽が幾つも幾つも出ていて、それが目に入ったとたんに子どもたちは慌てだし、「先生、これどうしたらいいの」、「水やったほうがいいんじゃない」と、がやがやがやがや、みんなが騒ぎだしたとか。それから木村さんが、いつもの調子で、土のことや作物や虫の性質のこと、普段のじぶんのやってるような、農業のことを話すのを、素直に、興味を示し、聞くように、積極的に農作業をするようになったらしい。呼び方もいきなり先生に変わった。何であんなに号泣したのか分からないが、しばらく涙が止まらないようになり、今も思い出すと涙ぐみそうになる。
風邪をひいたことで思うところあり、食べる量を減らそうと思い始めた。前から少食がいいと言われるのを、そうだろうなと思いながら、数少ない楽しみの1つだからと、敢えて取り入れるのを拒否していた。でもこの機に腹6分は無理だが、腹8~7分を目処に変えていきたい。ちなみに今は夜は腹10~12分が普通。夜を食べ過ぎる。全体量を減らす分で、お金をそちらに回して、野菜などにも自然食品的なものをもっと取り入れようとか思ったりもする。
けっきょく2皿しか出なかった。日曜はストーブの火は、つくづくいいなと思いながら、今年はまだこたつを作らないが、代わりに火の側に座って過ごす。まだもう少し日は短くなる日がつづく。冬は日が短く、寒くなるほどに、灯や火の色が暖かく感じられてくる。もうタイムアップだ。今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい週、師走も中旬だ。新しい日が、新しい週がまた、みなさまにもわたしにも、それぞれによくありますようにね
by 828summer
| 2017-12-10 14:58
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