2017年 11月 07日
端整で美しき立冬に入る(C日記⑤ 91日め) |
朝刊の俳句コラムが、折り鶴の折り目正しさを立冬に重ね合わせていて、それにはっとする新鮮さを感じた。たしかに立夏も似たような感じがするが、厳しいなかに入っていく、その覚悟を携えすっくと立つような、凜とした印象がある立冬だ。毎年の立春のほうは、わたしにとっては、年の天誅刹明けと永らく受け取っている。だからそうと知ってからというもの、何だか喜ばしい区切りに感じ、心待ちにしているところがある。誰でも生まれた日により異なるが、一年間に2か月間は必ず、例えるなら時期がわるく蒔いた種は育たないような、天地の気が弱まり点いた炎もすぐに消えてしまう、積極的にことは起こすべきではない、じっと静かに耐えているのに相応しい、一定の期間があるらしい。立冬自体そんなに意識することがなく、今まで立冬をそれに重ねて考えたことはなかったが、ああ天誅刹に入るまで後1か月になったと今日は気がついた。おずおず迎え入れていこう。
まだ手帖の予約が出来ていない。少し気がかり。小さな版元で特約店を抱える形で卸しているらしい。松本の丸善は発売後なら特約店になった、系列の店を通じて取り寄せられるかもしれない。今はうちからは予約が出来ないと、丁寧に謝られてしまい、松本にも何軒かあるらしいので、その特約店に自力トライしてみますと、一旦はこちらに引き取った。版元との直接取り引きでもいいが、間に介して手にするほうが、わたしは何となく好きなのだ。興味はあったが行ったことがなかった、あるブックカフェがその一つに含まれていた。ふらり寄ってみようかな♪
そろそろタイムアップだ。今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい日がまたみなさまにもわたしにも、それぞれによくありますようにね
by 828summer
| 2017-11-07 17:16
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