2017年 05月 04日
高山好きだなぁ(C日記④ 101日め) |
翌朝日記で書いています。丸ごとホールのケーキを三等分して、楽しんでいたゴールデンウィークケーキも、最後の3分の1のピースをお皿に移し、ああ贅沢した、美味しかったなぁ、ああ満足、満足、幸せだったなぁと、一人ごちながら最後のケーキをフォークでくずし、一口一口ゆっくり味わうのを楽しんでいる、またもう余韻の時間の方に移っているような、そんな雰囲気でしょうか。高山まで行ってきました。行ったんですよ。行くことは行ったのですが、またほとんど写真がないまま帰ってきてしまいました。わたしは上高地線で終点の新島々(しんしましま)まで行き、そこからバスでJR 高山駅近くにある、バスターミナルまで約二時間です。バス代は往復5550円だったかな。GO ! GO! GO! って囁かれてるみたいで、悪い気はしないですね。高山はわりに何度も行っていて、かなり好きな場所です。写真はほとんどないですが、松本から高山への旅案内のつもりで(新宿からも高速バスが出ているみたいです。ここまで来ると松本からより、名古屋や金沢や富山が近く感じられます)、残りの休みは主にこのネタを引き伸ばして、手打ちうどんを何度も何度も捏ね鉢で捏ね、伸しだいで麺棒で伸ばすようなつもりで(昔大江千里さんが言ってた喩えのぱくり)、ノンビリ書いてみますか、という感じです。
高山のバスターミナルに着いたら、牛肉料理の鳩谷へまず電話してみて、速攻当日昼の予約は無理だと断られました。家族とは4回くらい、友だちと1回、たぶん過去に行った回数は、鳩谷はこのくらいだと思う。もう10年くらいは行っていない。当時は一番安いしゃぶしゃぶのコースが5000円で、あずきなという山菜のごま和え(だったと思う)と菰豆腐(こんな字なのかな? こもどうふというと言ったと思う、すまきで巻いた少し味のついた豆腐の郷土料理)の先付けが、ちょこんと上品に出されて、そこからおもむろにしゃぶしゃぶに入っていきました。お肉の並べられたお皿と、野菜やキノコやマロニーなどのきれいに並べられたお皿、あくとりを丁寧にするのが、最後までおいしく食べるこつですよ、と中居さんに教えられて、本格的に外で食べるしゃぶしゃぶ初めての我が家族、けっこう真面目にやりました。おかげで〆にはうどんが用意されていて、それをしゃぶしゃぶを食べ尽くした鍋に入れて、塩だけで味つけして食べましたが、その最後のうどんの美味しかったことったら。もうたまりませんでした。
肉や野菜は特性のゴマだれとポン酢で食べます。各種の薬味とタレは上品に、個人盛りになっていました。他は家族みんな四人くらいは、一皿に全員盛りです。きれいな色をした絶妙な見せ方で皿に並べられた、とろりととろけるようないいお肉。野菜などはそんなに量が多いこともなく、皿に並べたときに美しく見える品のある量でした。それなり大食い家族なのに、最初に行ったときから、目でゆっくり味わい食べてうまいと喜び、野菜から入れて、ゆっくり一人一枚ずつ肉を入れ、野菜を、また肉を、野菜をと入れていき、ああ、あく、あく、早く掬って、とそういう感じで、全員美味しさゆえに結束し、鍋を食べ終え、デザートのメロンと抹茶アイスクリームを食する頃には、何だかとても仲のよい心根の穏やかな人間ばかり集まる、よい家族になったような、そんな気持ちにもさせてくれたのが、最初から鳩谷で味わうしゃぶしゃぶでした。鳩谷には以来味わうことで、穏やかなこころを教育をされに行くように、何度か行って家族としゃぶしゃぶを食べました。家族みんなが行きたがったから、旧家のようなどっしりした日本家屋の料理屋に、ゆったり穏やかに流れる時間を過ごすことに、たぶん家族みんなどこか似た、気持ちを感じていたのだろうと、わたしは今は想像するだけですが…。もう両親はいないので、いつか妹とはそんな話を、機会があればしてみたいですが。何よりいつかまた一緒に行きたいな。
http://www.hida-hatoya.com/
出し惜しみせず、鳩谷のウェブサイト貼りました。今はしゃぶしゃぶも千円ほど値上がりしています。わたしはしゃぶしゃぶしか食べたことがないけれど、もちろんすき焼きとステーキも、当時から味わえた飛騨牛の専門店。教えたくないけど、やはり教えたいようなというお店なんだなぁ。今もそのままで変わらずだといいなと思います。
今回は10時過ぎの到着すぐ、朝市にはもうかなり遅いので、慌てて駆けつける感じで、お決まりの陣屋の朝市に行きました。テントを張った下に、店を広げるよくある朝市スタイルですが、こういうとこの主役は、おばちゃん、おばぁちゃんばかりのなか、一人だけ異色の若い個性的な美人のお姉さんが、お味噌など売っている店がありました。お昼のお店はそこで教わったのですが、今高山で一番アップトゥデイトな感じで、流行って勢いのあるお店だったみたい。ル・ミディさん。黒のルミディ(フレンチ)、赤のルミディ(イタリアン)、カボチャのプリンが人気のデザートの店、高山ラーメンの店という、何と4つの看板で展開中みたい。ウェブサイトを貼りましたが、ちょうど現れるページの写真にある、わたしはアラカルトで、凄い盛りつけのハンバーグをメインに、前菜にスモークサーモンのサラダ仕立て、赤のグラスワイン、パン(バターでなくオリーブ油添え)とコーヒーをいただきました。野菜がすごくボリューミーで、おいしかったし、何とか完食したけどわたしでも苦しかった。デザートはステーキセットにした、友だちのおこぼれ、お店からわたし分はサービスでした。わたしはこちらでお会計は、しめて5千円を少し切りました。贅沢した、連休明けの活力になってくれた。
http://www.le-midi.jp/taberu/onlyone.html
店は朝市がたっている陣屋からすぐ近く。ないよりはましと撮った写真はこの一枚だけ。そのサービスのデザートとコーヒー。飛騨牛乳のアイスと、黒ゴマのは何て言ったっけ。あれです、あれです、メレンゲを固めて焼いたやつ。赤いトッピングはラズベリーの砂糖の結晶。これがすっぱ甘く香りよく、すごく効いていた。
はじめて使うこの決め文句。続きます。と言うわけで、今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい日が、こどもの日がまた、みなさまもわたしもそれぞれに、無邪気な幼な顔などふと思い出すような、そんなよい日になりますようにね
by 828summer
| 2017-05-04 20:41
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