2017年 04月 14日
黄金週間近づく(C日記④ 81日め) |
箱庭のやうな菜のはな咲いて居り
駅の近くにコンクリートの地面ばかりに囲まれた建物の、片隅にまさに猫の額ほどのと云う比喩の相応しいような広さで、庭というよりは畑風の敷地がへばりついている、そんな感じのところがある。持ち主にポリシーがあってのことなのだろうが、普通なら花木を植えたりするところだろうに、低い柿の木がありそれが体に似合わぬような、妙に大きい実をならせていたり、何か他にも果実があったような気がする。また時期には夏野菜も育てられたりしていた。ままごとのような庭や畠に見えて、何だかイイナでも何だかイヤダナでもなく、ちょっと不思議な感じを覚えながら通りすぎる印象だった。今日は不意にそこに菜の花畑が現れていた。あの黄色と茎の緑が飛び込んできた。夕方寄ったスーパーで、地場の産直のこだわり野菜も覗いた。そこにも菜の花。花が開きだしたばかりの菜の花畑から、無造作に摘み取ってきたような、ワイルドなのが一束2百円を切っていた。それは少し前に見かけた、閉じた蕾の均一に揃ったものを、束にして紙で巻かれたものとは、別物にしかみえないし、また値段も半分くらい。でも発してるエネルギーは、こちらの方が大きい感じ。家に菜の花畑を連れ帰ってきた気がして、今日は前に読んだ落合恵子さんを真似て、食べる前のしばし水に挿し、飾っても楽しみたくなった。
さすがに4月も半ばともなると、ゴールデンウィークががぜん視野に入ってくる。桜も一大事だが、そればかりも気にしていられない。一泊で旅行に行くと云う話が前からあるが、まだ予約ができていないばかりか、どこに行くかも決まっていない。バスツアーという一案もある。明日は行くお仲間と、その話を詰めましょう、ということになっている。わたしは駅で見つけたパンフレットを見て、千葉の銚子や館山や鴨川辺りもいいような。あるいは今の時期は両脇にできた、高い雪の壁の間の道を通り抜けるのも見物の、黒部や立山のアルペンルート。はたまた岐阜の高山から、(服部みれいさんが拠点にされてる)美濃まで足をのばすのも、いいかもしれないなぁ、と勝手に思ってる。このいずれかに決まるなら、運転したがらない最近の旅のお仲間だから、わたしが千葉以外ならば、泊まれば夜に飲ませて貰えるし、昼間は運転してもいいな、なんて思いはじめた。ご飯を毎日炊いて食べてるせいか、まだわずかの間のことなのに、最近は体調がよく、何だか体や体力に自信が出てきたかも。さて計画会議は、どうなりますことやら。
みなさまもそろそろ、ゴールデンウィークの計画は、お決まりなのかなぁ? あとはわたしは自転車を安く調達して、高校までの頃のように近場を自転車で回りたい。その頃は只の交通手段だったが、今度はサイトシーイング目的でというのが違うところ。今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい日が、この土曜日がまた、みなさまにもわたしにも、それぞれに良い日になりますようにと願ひ
by 828summer
| 2017-04-14 19:52
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