2016年 08月 14日
あるままに食べたり(C日記③ 19日め) |
何をしたかも分からぬまま終わった1日だった。最近はあまり見なかったテレビを、また前は見ていたが最近は見なくなったような番組(サンデーモーニングとか、波瀾万丈とか、そこまで言っても委員会とか)を、いくつも食事の時にながらでつけて、そのまま長いこと見ていたのが、今日のいつもと変わったところだったような。自分でそんな自分に、今日は何だが珍しいなと思っていた。だいぷゆったりした気分になっているのかもしれない。
寝不足の昨日の朝はいけなかったが、調子は少しよくなってきたような気がする。食べるものは、お盆の買い物に出た一昨日や、迎え盆の13日辺りから、タンパク質や油も摂らないとと、意識して適当に食べたいものを作っているが、普通の人の一人前くらいは食べている。昨日の調子の悪い1日のスタートは、ゴーヤチャンプルーをシンプルに。地元の手作り豆腐と、肉ではなくシーチキンで、塩分などは控えめにして、思いつきで七味や風味の好きな五香粉を少し効かせて作ってみたら、するっと食べられ驚いたし、もたれたりもしなかった。道の駅で買った素朴な丸型のカンパーニュの食事パン。焼かずに少し切って四つ葉の発酵バターをつけて食べているが、これも美味しくて響かない。隣の奥さんがお裾分けのお魚の、お返しに昨夜差し入れてくれた精進揚げ。これも仏さまに供えて、残りを二回に分けて食べたが美味しかった。迎え盆、送り盆には付き物の、刻み昆布と干し揚げ(他の地方で食べるか分からないが、こちらでは必ずお盆の時期に売られる。カラカラに乾燥させた一口大の油揚げ)を入れた野菜の煮物。合わせた野菜はジャガイモ、蛇腹に切り込みを入れたナス、モロッコいんげん、ミョウガ。少量で作り味噌汁椀に一杯ずつ今晩までで食べおわった。ご飯も大丈夫。もらった二枚におろしたハマチ1尾のうち、わたしに残った半身の半分。アドバイスの通り、最初はお刺身にした。初日はトマトを合わせたカルパッチョに(味付けは塩、醤油、オリーブ油、しょうが、自家製梅酢)。今夜は漬け丼に。美味しかった。
あとは果物をこの3日は食べている。家からわりに近い産直ショップと、道の駅とに二日続きで行ったので、フルーツ王国でもあるこの時期の松本の地場産のものばかり集まった。初日は訳ありと妙に安かった、黄花という皮ごと食べられるぶどう。昨日は梨。今日は硬めの桃。こちらは中央の芯まで皮ごとの果実に包丁を縦に入れ、その切れ目から櫛形の身を欠くようにして、手で一切れずつ切り離して食べる。ぐちゃっと潰れず、それができる位に硬い状態のもも。シャキッとして甘くて美味しい。これは柔らかい普通の桃とは似て非なるもので、なかなか一度食べてみないことには、ちょっと想像がつかないかも。妹がすごく好きで、毎夏帰省すると、自分が食べたいものだから、また持って帰るためにも必ず買いに行く。うちにも泊まるので必然的にわたしもご相伴に与れていた。今年は妹が帰れないので、自分で買ってきた。時々わたしはものは食べるときに、これを食べるとどんな効能や栄養があるかな!? と気になって、ネットで調べることがあるが、これらもなかなか面白かった。体調をもしかしたらよくしてくれてるのは、こうして毎日食べてる果物の助けもあるのかなと、思ったりしている。季節の自然の恵みは、その季節の体の調節に合ったものを、やはり与えてくれているような。殊に体調の悪いとき実感できる。あと今は自然な調味料だけを、シンプルに使っている。体の調子と何となくの気分で選んだらそうなっている。
食べることばかり。調子は悪くても、わたしにはこれが生きる大元のことのようだ。SMAPは解散を発表した。しょうがない気がした。なかなか一旦ああなったものは難しいような…。欲得でなくて素直な気持ちで動く感じの結論で、人間的な気がした。元々はすごく仲のよい仲間同士の、集まりだったのだろうから、どんなに長くかかっても、それぞれが気持ちの上で許しあえる、和解できる状態になれる日が来ればいいと、さみしさはあるがこの年になると寧ろそんな風に思う。誰にもそういう、一旦亀裂が入り、上手くいかなくなってしまった関係はあるだろうから。わたしもある。やはり渦中はいけないが、年月が経ち喉元を過ぎると、わたしもそんな気持ちでいる。
片つけは殆ど進まなかった。また新たにと1日の終わりには思う。今日のところはこのあたりで。読んでくれた人にはほんとうにありがとう。新しい日がまた、みなさまにもわたしにも、それぞれによくありますようにね
by 828summer
| 2016-08-14 18:49
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