2016年 06月 14日
自分に奢ってあげた(C日記② 58日め) |
今日はよくなって会社に行く。何とか1日やって帰ってきたという気分でいた。その帰りに駅の改札を入ってすぐの売店の1つ(地域の産物のお土産やお酒やおつまみなんかを扱う)で、いつも見かけては良いなぁと思いながら、これはお土産価格だ!、日常買いにはちょっと高くて贅沢だと、買いたくても素通りしていた大きな真っ赤な、二個組で300円の南信産のトマトを買うことにした。少し細い時期に収穫した、やはり信州産のもぎりの、ぎっしり袋に入ったキュウリも一緒に。
この店は駅(松本)の地下の土産物売り場の一角に、道の駅にあるような産直などの野菜を置くコーナーがあるが、おそらく扱っているものはそこと共通だと思う。別に高くない。わたしには寧ろ良心的に感ずる値づけをしていて、時々利用する。まぁ、松本を訪れた人には、ここがもうお土産を買う最終ゲートだろう。そこに置かれた産物は、野菜や果物でもお土産にふさわしい、キャッチーかつ、この時期ここに来たらこれを買って食べてみてよ!みたいな、損はさせない土地の旬のお奨めの、片手に数える位のアイテムに絞り売っている。リンゴだった時もあるし、春先にはわたしはここでわさびの花を買った。根曲がり筍も見た覚えがある。破竹(はちく)もあった。今日は帰りに見たら、売店にはそんなに太くない紫がかったアスパラガスと、わたしの買ったトマトとキュウリがあった。
トマトは櫛形に切って塩を付けただけだが、値段に違わず美味しかった。キュウリも美味しくてモロキュウにして何本も食べた。親の作った木で真っ赤になるまで熟したトマトの味を思い出した。農業をしていた親は、昔自家用に作っている野菜を、ブリキのバケツに収穫して帰ってきては、勝手口などに置いてあった。時期にはトマトも茄子も胡瓜もビーマン、etc. がそれこそごっそり。バケツいっぱい入っていた。そんな調子であるので、勝手にたくさん食べても怒られることはない。おやつがわりに、わたしは一人で小腹が空いた時に、トマトはもう体が赤くなるくらいに、たくさん食べても飽きずに好きだった。
三十代の半ばのちょっとの間だけ、縁があって食養生の1つのマクロビオティックを、ちひろ美術館のある北安曇郡松川村というところに先生がいて、習いに行っていたことがある。続けていればよかったが、車で一時間以上と遠かったことと、単純な興味からで体調の悪さを治したい切実さもなかったこと、一番は最初の派遣を辞めて仕事の不安定な時期に出会ったことなどで、あまり長く続かずやめてしまった。すぐにやめてしまったけれど、あれを知ってから、旬のものを食べることが体にとり、理にかなっていることが府に落ちてしまったので、外食に付いていたり、外で出されたものを除いては、ほぼ夏野菜を冬に食べることはなくなった(体を冷やすので)。
その意味では、旬もまだ走りに近い今は胡瓜もトマトも夏の暑さに耐える体を作るため、備えるために、たっぷり食べても悪くない時だろうなぁと、年月が経ちだいぶ怪しくなってきた、当時のにわか知識に照らして思う。今日はちょっとばかり値段は贅沢したけど、美味しかったし、マクロビ的にも夏野菜をこれからは食べていく時だから、事始めみたいでよかった。少し前からキュウリ、レタスはわたしの中でも始まっていたが…。
終始食べることだけになったが時間切れが近い。コブクロが今日は松本城で、松本を舞台にしたマンガで、映画にもなったorange の主題歌を歌っているつながりから、無料のミニライブをやったらしい。夜のNHK の歌番組では、その流れで夜のライトアップされた松本城から、ライブでコブクロが歌っていた。新しい音楽シーンに疎いわたしは、オリラジが歌うのも知らず今日初めて聴いて、けっこう良いなと思う。藤森君の方は松本出身で、派遣で長くお世話になっていた企業にお父さんがお勤めだったようで、昔一緒の職場だったとか、たまに自慢なのか言う人がいた。そんなに好きじゃなかったが、チャラさを出すようになってきてから見方が変わってきて、わたしの中でオリラジは二人同列になった。音楽のジャンルに弱いので何て言っていいのか分からないが、ラップっぽくも、テクノっぽくも、ダンスっぽくもあって、また聴いてみたいなと思った、ファーストアフェアだった。
だらだら書いたが、今日のところはこのあたりで。読んでくれた人にはほんとうにありがとう。新しい日にはまた、みなさまにもわたしにも、ヘルシーになるチャンスが用意されている(またアファーメーションにしてみた)
by 828summer
| 2016-06-14 19:58
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