2016年 04月 24日
春の思い出のニラ摘みと水餃子(C日記② 7日め) |
今夜は気が向いて水餃子を作る。美味しかった♪ 先週の日曜日には、お鍋ご飯を炊いた話を書いた覚えがある。以後はこの一週間の間のインスタントを使わない手作りは、間に一度アサリのボンゴレを作ったので、それと今日の餃子と二度に止まってしまった。情けない。今週はもう少し増やしたい。
今日の餃子の具は、たっぷりの刻んだニラに、豚と鶏むね肉のミンチを半々、下味と具をまとめるために醤油と(日本酒を切らしてるので)味醂とコショウ少々を加え、適当に手で揉んで混ぜ合わせただけの超いい加減なもの。前テレビ番組で、司会の関口(宏)さんと三宅裕二側に分かれて、双方側の料理人が似て非なる種類の料理(卵とじのカツ丼とvsソースカツ丼とか、そんな感じ)をそれぞれ趣向を凝らし、プレゼンテーションしながら作るのを、ゲストはどちらを食べたいか二択で選ぶというのがあった(どっちの料理ショー)。多くの支持を集めた方の料理人の料理だけ、そちらを選んだ方のゲストが番組の最後に賞味できる。負けた方の料理人はすごすご舞台裏に撤収し、負けたゲストは勝った方が食べるのを恨めしげに眺めているだけという、なかなか無慈悲な番組だった。
ながなが話を引っ張ってしまったが、言いたかったのは、あの番組に今日の特選食材というコーナーがあり、実はわたしの今日の餃子にも特選食材があり、それがニラである。こちらの多くのスーパーの野菜売り場の隅には、地元農家が直接に野菜を持ち込み、スーパーの品物と一緒のレジの会計で買ってもらえるように、店に販売を委託する地場産品のコーナーがある。昨日そこで買った。
よく売られているニラのような、均一な太さで厚く長くといった形状はしていない。細くてわりに不揃いで短く、田んぼの畦道に育った野生みたいなニラを、摘んで根元を揃えて束ねたような風情で売っていた。わたしの家にも、今は絶えてしまったが、田んぼの畔や、畑と田んぼの間のところに生えていて春になると摘んでは、卵とじにしたり味噌汁に入れて食べたのを思い出し、思わず買ってしまった。わたしはけっこう、その根元を一本一本揃えながら、根気よく似たような長さに伸びた育ちの早いニラだけ選ぶようにして、束になった根本を草の間から爪の先でつまんで、田んぼの畔から摘んでくるのが好きだった。
そんなニラを刻んで雑に作った、水餃子だったけどやっぱり美味しかった。わたしは餃子は調理が楽なのもさることながら、つるり、もちっ、とした食感も、またあっさりした味わいも、やっぱり茹でた水餃子が一番好きだなぁ。タレはたっぷりの鎮江の黒酢と少しの醤油、柚子コショウで食べました。美味しかった。鱈腹たべました。妹のところは、餃子の時は四人家族で百個は作り、変わりにご飯は食べず主食を兼ねると、昔泊まりに行った時に聞かされて食べさしてもらったけど、今日のわたしが幾つ食べたか、けっこういい線で張り合える数を食べました。(妹のとこは、ホットプレートで焼きが定番らしい。)
チェンジ日記。日記に書いて一晩寝たら、俳句のことは気持ちが軽くなっていた。俳句もまた仕切り直してやっていこう。鳥も花も草も知らないんだよな。わたし雲雀も知らないんだよ。昨日はみんながそれぞれの雲雀への思いを語り合っていた。雲雀が高く揚がったかと思うと、ストーンと堕ちてくると、つくづく不思議な飛び方だ、振る舞いだと思うとか。どうも自分は上がるのより、落ちてくる姿をみるのが、おもしろい、好きなようだとか。落ちる時も最後は羽を使うとか。揚がるのも堕ちるのも、いかに自分は高く上がれ、思いきりよく一気に堕ちる度胸があるかを、メスに示すあれはみんなセックスアピールだと、Sさんはクールに解説してた。先生は空港におにぎりをもって、雲雀を長いこと眺めるのに出掛けたとか。そうしたら、ひょうひょうとして、ひょうきんな、最近レギュラーメンバーの黒一点ではなくなってしまったけど、いつも会の会話を面白くさせる、男性メンバーのKさんも、一句詠もうと前日に空港で、首が痛くなり、くらんくらんする位に、雲雀を見ようと上ばかり見上げてたが、なかなかうまく詠めなんだと言ってた。みんな一生懸命だぁ。先生にどう思われるか、そんな狭まったところばかり見てちゃダメだなと、ちょっと昨日の雲雀の話を思い出して、気持ちが別のほうに向く。昨日はそんな風に思わなかったから不思議だ。
今日のところはこの辺りで。読んでくれた人にはほんとうにありがとう。GK直前の最後の週ですね。わたしももうひと頑張り。新しい週がまた、みなさまにもわたしにも、明るい輝きに満ちた(まさにゴールデンな)ものになっていくことを願いつつ…。お休みなさい
by 828summer
| 2016-04-24 20:59
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