2024年 03月 03日
寒い三月の初めだが春は来ている |
あぜ道に灯りゆく星犬ふぐり
朝は寒かったが、昼間はわりに気温が上がった。妹
からおひな祭りだねとラインがきた。お雛様を飾った日にも、お雛様の写真を送ってくれたが、今日は家族が夜にそろわないので、昼にひな祭りをすると言っていた。妹の得意な、のり巻きの中に、色をつけたご飯などを上手く組み合わせて、お花のような模様にする祭り寿司❨飾り寿司❩と、さくら餅を作るのだとか。また午後にはお雛様をしまうとも言っていた。妹のところは22歳と、25歳の娘が二人だが、今は帰省も旅行も一緒に出かけたりはほとんどしない感じだ。でも栄養士で家で食べる料理にはこだわって、食事を大切にしてきた妹なので、こういう家の中での行事事は、みんなクリスマスもおひな祭りも、予定を合わせて一緒にするのを大事にしている。その積み重ね、年月はすごいなと思う。
今日は進めていこうと思っている、家の処分のことで、お願いしていた会社の担当の人が来てくれ、流れのことを説明してくれた。とても人柄の良さそうな方で、またとても有能な感じがした。わたしがどのようにしていけばいいか、イメージがしっかり掴めないで不安でいたことに、目の前の霧が晴れていく感じがした。解体が先になるものだと思って焦りもあったのだが、解体の時期は売却後でよく、逆にわたしの住むところが決まってからでないと、わたしが困ったことになるからとも言われて、当たり前のことかもしれないが、お客様にいいように、困らないようにと、見越してアドバイスし、リードしてくれる。また固定資産税の起算点は一月一日なので、その時までに売れていないと、先に解体してしまうと税金が上がることからも、解体は後がいいのだそうだ。じぶんがしっかりしなくちゃと思っていたが、普通の良心的なプロは、心配しなくても、お客さんにとり、考えうる最適な物事の順番で、進めてくれるんだとも安心した。まず測量や相続や登記の関係を同時進行で進めるんだそうだ。言葉としては知ってても、適用になるか分からなかった、居住宅地の売却の特例のこともさっと説明してくれて、適用はそういうもんなんだとも分かった。一時間ばかりの間に、必要なことは、分りやすく、現時点で必要なことは漏れなくという感じに押さえて説明してもらった気もした。東京の大手の不動産会社にいた人で、お子さんのことで事情があり、何の縁もない松本に移住してきたらしい。こっちに来て、今の会社の募集をみて入社してみたら、不動産部門はこれから始めるところで、立ち上げからやったとも言っていた。
妹にも夕方に電話してこんなだったと話したが、父の旧友という、父にとっては親しいひとだが、わたしにはほとんど交流のない、しかも父が亡くなり十年以上も経って、その細い糸を手繰り、お願いした先だった。お友だちも快く引き受けてくれ、ベテランの担当者だから安心して大丈夫だと言われていたが、実際に来た人が良さそうな人でよかった。物事が動き出すが気持ちは迷いが薄れ安らかだ。お父さんありがとう。
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by 828summer
| 2024-03-03 18:59
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