2017年 08月 24日
もう、はじまっている。。。(C日記⑤ 26日め) |
今日の朝の行きがけには、歩道の縁石を縁取るように生える丈の低い草が、えのころ草や秤草(わたしの知る地方の俗称かもしれない)の類いだが、まだ幽かとも言える程度にとは云え、色づきはじめている。線路向こうに茂るすすきも、穂の色が前とは変わってきた。会社に行くと、窓から見える堤防沿いの桜の木にまで、出始めた白髪くらいのまばらさで、黄色い葉が混じるのに気づく。方や朝から名残りを惜しむように、暗いうちから盛んに鳴く蝉には悲愴感さえあって、何だか誕生日近いわたしには、メランコリーやセンチメンタルを誘ってくる。
帰りにようやく休み明け初のウォーキングをしたが、そう言えば訂正しなければと、思っていたことがあったので写真を撮った。先日案山子を見かけて写真を撮った日の日記に、今の稲の状態のことで嘘を書いてしまった。今はもう花なんかじゃない、しっかり実がついて、黄色くなりはじめている。少しこの辺りは家の近くより進みが早いが…。
冷蔵庫の古くなった野菜の一掃を兼ね、休みの終わりにカレーを作ったと書いた。夕顔が分からなかったかもしれない。わたしが子どもの頃は、家でも必ず作っていて、よく野菜としても食べた。夏休みは父が昼寝の前と云うと、夕顔を皮の方から薄く細長く剥いて、物干し竿にぴらっと干してから寝ていた。干瓢になる。皮を剥き種をとり、味噌汁に入れたり、煮物にもした。独特の香りがあり、わたしはあれがまた好き。冬瓜に似ているが、形状は細長く育つとかなり巨大になり、畑にどてっと大きな胴を横たえる。胴長短足がわたしの子ども時代の、まだ一般的な日本人体型のイメージだった気がするが、わたしも例外でないと思っていて、あの畑に横たわる姿は人間を想像させた。ブログは追憶のトリガーになったりして、ありがたいようなだった。
すでにタイムアップが来ていた。何を書いたか分からないがようなだが、今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。週末ですね。わぁ~、もう8月も終わりだ。どうしましょう。新しい日が、続く週末がまた、みなさまにもわたしにも、それぞれによくありますように
by 828summer
| 2017-08-24 18:03
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