2017年 05月 13日
鯉の旨煮を食べに(C日記④ 110日め) |
お節句を旧暦でやるこちらは、まだ空に鯉が泳いでいる。今日あたりは水を得た魚になれずに、濡れそぼってるだろうか。かわいそうに。タイミングわるくて、わたしはこの五月はちっとも、気持ちよく泳いでる鯉を見ないなぁ。なかなか風を得られずにだらっとしてるか、風がつよすぎてもみくちゃにされている。そんな鯉を尻目に連休中に妹と、伯母の顔を見にお喋りに行ったときに、春のお祭りで鯉を煮るから、夜ごはんを食べに来るようにと誘われていた。どうせ暇だろうと思ったので、二つ返事でOKしたが、そのあとお山にGO !というお誘いが来て、日曜に行くことになってしまった。大人になり上高地や美ヶ原や乗鞍以外に、山なんて全然行ったことないので、わずかに歩けるかが心配なのもある。でも先約だったので、家でのんびりしつつ山行きに向け体力を温存、などというわけにいかなくなった。
数年前に未亡人になった85くらいの伯母。伯母の一番したの弟で、(昭和20年生まれと今日聞いたので)71の独身のおもしろいおじさん(伯母は父の兄の奥さんなので、こちらのおじさんはわたしには血の繋がりはない)。北海道で教員をしていたが、伯母が一人になり戻ってきた、独身の五十代半ばの従兄弟。そしてわたし。伯母は今回はお祭りを家でやらない独り者を、わたしも一人だから集めたと云う。何と云うパーティだ!ぞっとしない(笑)。伯母のコンセプトを聞いちゃうと、ぜんぜん気持が上がらないぞ(爆)。聞いて仕方なく苦笑していたが、そんなわたしの気持ちなど、伯母は気がついちゃいないな。まぁ、おじさんが寅さんを観たいと言い、初期の寅さんを観ながら、従兄弟はトリビアみたいな蘊蓄を言うし、寅さんの小芝居の炸裂にみんなでゲラゲラ笑いながら、三代に変わったおじちゃんの変遷や、このあとどうなる的な展開や、懐かしい俳優の名前を、みんなが「ああ、田中邦衛!」、「都蝶々!」、「笠知衆!」とか、出てくる度に、みんな思わず連呼したりして、わたしも嫌いじゃないので、面白かったけど…。
そう云やぁ、山行きのメンバーもパーティというなぁ。山行きはヤマダムの愛称で会社では呼ばれているらしい、基金訓練の学校仲間のIさん(一回り以上年下)が、同じく学校仲間のHさんとわたしを誘ってくれた。三人パーティ。楽しみだなぁ。飲み会、ご飯、お茶しかしたことなかったから。楽しみでビブリオマシーで、山行きを占っちゃったり愉しくなりそうなの出て、こっちは気分が上がった。山に委ね無理せず、素直に山を楽しんでこよう。そんな気持ちになるお告げ。
「蝋燭の炎は優しく輝いています
世界はあなたに微笑みかけています
素直にいきましょう」
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高ぼち
高山と言えばさるぼぼ。「さるぼぼは元祖ゆるキャラだ~!」
わたしは妙にこのさるぼぼ、愛らしさもあって、好きなのだけど、何で好きなのかなと、それで思いついちゃった。長野のアルクマが妙に好きなのと一緒だ。
お土産ばなしなど続きを書きたいが…。
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タイムアップにつき、今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい日が、この日曜日がまた、みなさまにもわたしにも、それぞれによい日になりますようにね
by 828summer
| 2017-05-13 14:09
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