2017年 04月 05日
この木なんの木?(C 日記④ 72日め) |
暖かい。このシーズン初めて、朝からコートを着ずに出かけた。春のコートも出してなく、まぁいいかな、と上着だけで。結果、寒く感じることもなく、行って帰って来られた。夕方も帰ってすぐはストーブも点けないで平気な寒さ。灯の暖かさが夜には恋しくなり、真冬を考えれば点けなくても十分な暖かさでも、結局は帰って程なくして点けちゃったのだけど…。今年は遅いと言われてた桜だけど、こんな気温が数日続けばもう咲いちゃうかもなぁ。いや、咲いてくれて、ぜんぜんいいのだけど、まだかな? 、いつ咲くのかな? 、と待つ間のこの余韻が、なかなかいいもので好きなんだな。きっと前世から、貧乏人とかの、遺伝子の記憶ですな!? 明日はもう少しよくなりますように、と毎日ねがって朝起き1日を生きる、夜はまた同じことを思って眠りに就くみたいな…。
巷では桜ばかりが咲いたやら、いつ咲くのかと注目され、ほかの木たちは少しさみしがっているかもなぁ。職場の窓辺に夏には日影をつくってくれる1本の木があり、その名前がわたし達はわからないでいる。欅ではなさそう。この木をリーダーや営業さんは、成長がとにかくすごく早い、ものすごい生命力の木だ。でも花は咲かないし、実が付く気配もない。何だか面白味のない、無駄につよくて枝や葉の繁茂する、木だと言うことがある。それを聞くと、何だかじぶんのことを、言われてる気になるときがあった。今日は大家さんがその木を、切ることを考えていると聞きつけてきて、今度は一転ふたりは、この木があると夏は緑が涼しげだし、日除けにもなっていいんだがな、と口を揃えて言うのが何だかおかしかった。ものの価値なんて所詮そんなもんなのだろうな。くさることは案外ないのかもしれない。
アラームをかけ仮眠のつもりで二時間ちょっと夜に寝た。起きてテレビをつけ所謂ザッピング。女酒場放浪記~石橋のスポーツ選手を取り上げた特番~34才のNY 女性のクローゼットを覗かせてもらうみたいな番組、などを見る。短い30分番組だった最後のものを除いては、みんなつまみ食いだったけど、それぞれに面白い。酒場放浪した世田谷の店は、最寄り駅はどこだろうか、ビル地下の中の年輩夫婦の居酒屋で、赤ちょうちん太郎だったかな!? 。野菜入りのメンチカツみたいな鶏のつみれ揚げ、キビナゴの刺身、山芋団子のフライ、ぬた三種盛りなど、料理がみな美味しそうだった。カウンターにたくさん並んだグレープフルーツも、わたしも家で生搾りサワーが作りたくなるし、生酒を染付けの陶器の蕎麦猪口か、湯呑みに注いで出すのもすてきだった。石橋が清原を語るラストのコメントや、クローゼットの中味は、古いものも断舎離せず、大事に着たり履いたり、思い出の大切なものは着なくてもとってあったりなど、よいなと思った。おしゃれは元気を貰えるよね。
今朝はジャガイモご飯にごま塩のおにぎりを作り飛び出した。我ながら美味しくできた。ああ、またタイムアップだ。今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい日が、またみなさまにもわたしにも、それぞれに、よくありますように
by 828summer
| 2017-04-05 18:51
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