2016年 12月 18日
これを聴くと…(C日記③ 143日め) |
毎年この時期に恒例の、ブラスのクリスマスコンサートに行ってきました。これを聴くとわたしは、いよいよ今年もクリスマスが近くなった気がする。毎年ある時期の恒例にしているものは、何だか体内時計みたいな感覚をつくるというか、例えばこれはクリスマスですが、ある感覚を呼び覚ますタイマーになるところがありますね。年々クリスマスらしいことから縁遠くなっているせいか、巷はあんなにクリスマスめいているのに、テレビより最近はラジオを聴いてるので、クリスマスソングももうだいぶ聴いたはずなのに、感度が鈍くまだそんなにクリスマス気分が、盛り上がらずにいました。行って漸くそうなってきました。
毎年誘ってくれる友人の、かつての職場の同僚が長く活動している、吹奏楽団のコンサートです。コンサートの構成や企画が、毎年それぞれ趣向を凝らしていて、子どもからお年寄りまで、ほんとうに愉しいものです。指揮者の方やメンバーが音楽全般、その横たわる広大な世界に、深い知識や理解、豊かな教養を持たれていて、またかつ世俗にも深く関わった生活があり、楽しくふざけあったり、音楽や人との関わりをセッションのように、楽しむのが自然に馴染んだ、愉しい人たちが集まっている感じです。
吹奏楽や楽器や雑多な音楽にまつわることなどを、身近に感じられるような豆知識的なコーナーがあったり、その年に流行った音楽で1年を、毎年必ず振り返れるような構成になっていたり、半分は練られたその年々のテーマ的なものと、クリスマス音楽をじっくり聴かせてくれます。練習会場にしているホールで毎年無料で開き、地元の学校と共演したり、地域に結びついて交流されてるのが、何となく伝わってきます。すごく楽しめるMCも毎年同じ方が、時事を映した羽子板じゃないけれど、その年に話題になったものを、敏感に取り入れたコスプレで登場。それも楽しみ。今回は真田丸で登場し、ハリーポッターになり、最後はサンタのドレス。毎回二部構成の前半は、真田丸、おそまつくん、365日の紙飛行機など。AKBの代わりに地元中学の吹奏楽の子たちが、ステージ前から座席の両脇の階段のところに、座席の周りを一人ずつぐるりと囲んで立つ形で、歌で競演をしていた。元々弱い歌詞だから、何だかおばちゃん、歌声にも心が洗われて、思わず流涙しちゃった。隣に立つ少年の歌声がダイレクトにくる、階段脇の席が余計に効果的になってしまって。真田丸もよかった。聴きながら名シーンが、自動の脳内再生、フラッシュバックしていく。
ミニコーナーは楽器の紹介で、パーカッションの一部では、体を楽器にする、わたしには珍しかった、ボディパーカッション。メンバーが総出で紹介していた。パートに分かれて、体を叩く(この動作がなかなかかっこよくもなる)、手を叩く、指パッチン、指を立てて吹きしーっと音を立てる(唯一のメロディパートとか)の、4つ動きから成る曲をやって、これがダンスみたいで楽しかった。同じ曲があったので、YouTubeから貼りました。場内の撮影が禁止なので、開演前のロビー演奏から。ボディーパーカッション用に、前半衣装の全員揃いのTシャツ姿。この時はこの姿の意味がわからず何だか新鮮と。
RockTrap: http://youtu.be/-9rhcccu4QU
後半はハリウッド特集とクリスマス。USJの15周年にちなみだそう。ああ時間切れ。サドンデスですが、今日のところはこのあたりで。読んでくれたひとにはほんとうにありがとう。新しい週がはじまります。そろそろ最終コーナーが近い。新しい日がまた、みなさまにもわたしにも、それぞれによくありますように
by 828summer
| 2016-12-18 17:40
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