2016年 07月 07日
明日は父の誕生日だった!(C日記② 81日め) |
今日の暑さは凄かった。山梨や静岡辺りでは38℃超えのところもあったとか。そろそろ梅雨も明けるのかもしれない。駅で野菜を買って帰ったが、地下の産直品のある売り場に行くのに、駅ビルの中を通ったら、強風の出る扇風機を二台使いで空気を回しているところがあった。外から持ち込まれる暑い空気と、冷房の空気をうまい具合に混ぜているのだろう、側を通ったら吹きつけてくるのは、適度に涼しさを感じる風だった。ただしわりに強風の。改札前にブースを設けた不在者投票所にも、外に置かれたレンタルらしい装置から、何やら室内にダクトが伸びていた。きっと冷房の装置なのだろう。そんなこんなに今日は、暑い日なんだなぁとあらためて思わされた。
塩分の多いパンや、今日などはキュウリにつけて食べる味噌や、昨日今日と塩分を摂りすぎた感じがする。今夜は暑いせいと塩分の多い食べ物に、いつもは一杯で止めるワインも、もう一杯とつい手が伸びやや飲み過ぎた感じもある。暑さにもからだが慣れないようで、いつもより疲れを感じるし、からだを労らないとよくない。からだにごめんねと言いながら、明日からは自戒しようと思う。
明日は考えたら亡くなった父の誕生日だと思い出す。父は命日の方は日にちをうろ覚えで、あれ今日だったっけ!? 、いや明日か!? 、と微妙なところでこんがらがってしまう。けれど誕生日は7、8とつながった数字で覚えやすいのもあり、毎年生きてるときも亡くなってからも必ず思い出す。たしか最後の方で誕生日の夕飯に作って、記憶に残ってるのはイカスミのパエリアだったような。味も微妙だった。もっといいものを作った思い出が、刻まれていると良いのに。後年は母が病気をしたりした。父は長く持病もあったが表に出さない人で、生活を制限しないでやりたいことをして生きていた。楽しいことが好きな人だったから、やりたいことをしてその延長で、70の声を聞いたところで、ぽっくり亡くなったのは、妹は長生きしてたら、きっとお父さんは合併症が出てきて大変だったろう、と言うからわたしも色んなことを我慢してる、父を見なくてよかったと思ったりする。
前はあるときからは一番怖いのは親が亡くなることで、不意にお葬式の場面に出くわすと、親指を隠したりしていた。父が亡くなる夢を見て、朝自分が泣いてる涙の冷たさを感じて、起きてそれが夢だったと安心することがあった。ほんとうに嫌なゆめだったが、今はもう逆説的だがもう死んでるから、死んだ夢をみても事実だからあらためて驚くこともない、そういう心配もなくなり、怖いものがあまりなくなった。またいつか会えるからというような、そんな風に人の死を思うようになったのも父が死んでから。前は訳が分からず、ただただ怖く悲しいだけのものだった。とは言え、身近な大事な好きな人の死は、避けたいし悲しいし怖いのだけど、それがあったら自分は生きていられないだろう、とまでは思わなくなった。
父の誕生日の話から何だか反れた。何かからだにもやさしい、美味しい目にも少しは美しいものを作り、父の誕生日には供えようかと思う。変な話になった気がするが、今日のところはこのあたりで。読んでくれた人にはほんとうにありがとう。週末になりますね。新しい日が、続く週末が、みなさまにもわたしにも、それぞれによいものになりますように
by 828summer
| 2016-07-07 20:40
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