2016年 05月 25日
ほろ苦さと(C日記② 38日め) |
まだ覚めやらぬという感じなのかなぁ!? 会社では普通に機嫌よく過ごしていたが、こころの中はだいぶ散漫な、いつになくどうでもいいやに流れそうになる、投げやりなムードが漂っていて、表に出してるものと違う、こっちがけっこうなベースになる強いものだった。昨日何があったかの話は、いつか書くときが来るかもしれないが、書けないような気もする。抽象的だが、世の中には相容れぬ考えがあり、建前の部分で協調していくことすら、はっきりとNOと言って憚らない、タイプの人たちがいるんだな。
つくづくわたしは単純に生きたいタイプなんだろうな。クマのプーさんのように、明日食べるハチミツを楽しみに、釣りバカ日誌の浜ちゃんのように、次の釣りだけが何よりの重大関心事項で、まわりを複雑にしてしまう人のゴタゴタは面倒だから、作りたく出したくない、機嫌よくやりたい。まぁ、わたしはお節介だったり、人に関心があるから、何やってるんだろう?って、無邪気に思ったことを口にしてしまいがちなのが、その気持ちに反して物事を複雑にするときがあるのかもしれない。だいたいはしょうがないな~で、プーさんも浜ちゃんも周囲からは黙認され、その程度の扱いで受け入れられているが、中には彼らが許せぬという強硬な、こんな奴らは撲滅しなければ、自分の住む世界の平安や調和は乱される、そんなのは我慢ならんと、敵視して完全に無視したり、陰口を言ったり、ヒステリックに攻撃したりする人もいたんだろう。あまり彼らは意に介さぬだけで…。
家の近くまで歩きながら帰ってきて、また鼻唄で365日の紙飛行機が口をついて出そうになる。ちょっと歌っただけで条件反射のように、涙ぐみそうになるので、別に感傷に浸りたい訳でもないから、それ以上歌うのをやめておく。宇宙かどこかに対し、わたしもまた何かを特別に立派にやろうとしなくても、そのままでいるだけで大事な存在として、十分に優しく扱われていいんだ、とそういう自己認識を自分に許すなんてことを、自分で受け入れられる気持ちにようやくなれたからと言って、そうすぐに見ている世界が、変わる訳じゃないかもしれない。今のわたしには世界はちょっと苦いな。コーヒーもビールも、苦味は旨みにも感じられる。この苦みも、そういう味わいに感じられる時がくるのか。
今日飲んだのは、連休に行った上諏訪の街道に5つある酒蔵の一軒、麗人が仕込み水としては、霧ヶ峰の伏流水が元になる井戸水に温泉水を混ぜて醸造したもの。たしか普通は諏訪浪漫の名前で売り出しているが、松本駅に入っているものは安曇野浪漫の名の地域限定版にカスタマイズされている。今日はそのクロユリ。その名の通り黒ビールで、スタウトタイプとある。
ちなみに昨日は、春仕込みとシールが貼られ売られていたオラホのビールの雷電だが、ここ暫くの間は駅の売店の棚から姿を消していたのが、再び棚に並んでいるのを見つけた。見ると夏仕込みのシールがある。家で飲みながらよく見ると、内容物について示すラベルのシールには、ビールの種類としてはヴァイツェンと書かれていた。缶のパッケージが悪くないので、まだ暫定的な飾り物化していた春仕込みの缶を見たら、そちらにはホワイトエールと示されていた。春を飲んだだけでは分からなかったが、雷電のコンセプトはパッケージの裏にある、四季のそれぞれに求められるビールの性質を述べた、季節仕込み五ヶ条に、端的に示されていたようだ。パッケージは同じまま、同じ名前で季節ごとに種類の違うビールを売る。味の違いはビールの種類で出すのか。だいぶ雷電の姿が見えてきた。洒落てる。わたしはこのセンス好きだ!!
散漫なまま終わりに。今日のところはこのあたりで。読んでくれた人にはほんとうにありがとう。暑い5月です。今や松本の五月は、工芸の五月の名がすっかり定着してきていて、毎年最終の土日に今は県外の人にもだいぶ知られる、その筆頭イベントのクラフトフェアが開かれます。こんなに暑いとちょっと大変。大勢に来て楽しんで欲しいけど、熱中症に注意を。湧水廻って水も飲んで帰ってね!って感じかな。そんな暑いころです。また元気をだして。新しい日がまた、みなさまにもわたしにも、よくありますようにとこころから
by 828summer
| 2016-05-25 19:40
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