2016年 04月 17日
こんなに簡単とは思わなかったお鍋ご飯(C日記 126日め) |
金曜日に帰ってから、車でスーパーまで買い物に出た。松本唯一の老舗 ・I 百貨店の郊外店舗が、隣接する山形村というところにある。工業団地と田園地帯が共存しているような、広々した田舎にあるが、田舎はこれがないとどこにも行けないという位の車社会なので、かえって松本駅前にある本店より賑わっている感じ。その同じ敷地内に、品揃えと安さでは、松本に進出しているスーパーマーケットではNo. 1の店の店舗が、後から加わって今は併設というか共存するようになっている。以来わたしなどは家に近いことから、専らデパートはスルーして、スーパーに食材だけを買いに行くことも多い。
でも珍しくその日は、気が向いてデパートに入り、気分転換に食器や外国ビールでも見て、それからスーパーに寄ろうと考えた。まず入り口に近いライフの売り場の、目玉品も並べられたエンドのところで、破格の値引きをしているルクルーゼが目について、暫く眺めた後に一旦はその場を離れた。
続くお酒の売り場では、松本では多分一番充実してる外国ビールを眺めて、さんざん迷ってドイツの修道院ビールを選んで買った。そのまま帰るつもりが、やはり先程のルクルーゼのあるところ、外国のものなどが多いので足が止まる。わたしも心はおやじにして、れっきとした乙女の部分もあり、見てるだけで気持ちが浮き立つ、食器やキッチン用品が並んでいる。けっきょく買ってしまった、商品入れ替えのため特価で出ていたルクルーゼ。欲しいと思いながら、小さくても2万を超える値段にはなかなか手が出ないでいた。一番値引率が高かったのが、一番小さいサイズのココットロンド16センチ。1万円の消費税。何だかのキャンペーンで更に千円引いてもらった。
安さだけなら買わなかったかもしれない。何より買った決め手は小さい商品ポップ。ご飯の炊き方があった。16センチの鍋で1~1.5合のご飯を炊く水加減と、数十字で収まるくらいに簡単な炊き方が書かれていた。色はカリビアンティールというブルーグリーン。ご飯を炊くのが、ほんとうに大仕事に感じるわたしには、その簡単さは福音のように飛び込んできた感じだった。
米1合(180cc)なら水は200cc。洗った米を水に20分浸した後、ザルにあげる。その水をきった米に分量の水を入れて中火(鍋底の中央にだけ炎が当たる状態)にかける。沸騰したら(分からなければ蓋を開けて確かめてもいい)、弱火にして10~13分。火を止め熱源から下ろし、そのまま10~15分蒸らしてから、ふわっとしゃもじでご飯を混ぜる。それだけで終わり。所要時間にして50分ほど。
今日の夕方はまったくその通りにやりました。1.5合で、時間は長い方に合わせて。ほんとうにその通りに炊けました。赤子泣いても蓋取るなだけは、あまり気にしなくていいことが分かった。最早当たり前の人には当たり前の話ですが、初めてだとその簡単さと、それには見合わない出来映えは感動ものでした。
このことはとても嬉しかったものの、やはり九州があんなことになっていると思うと、気持ちはすっきりしないし、晴れることはありませんね。同じ木についた葉っぱのように意識がつながっているみたいに。まずはこれ以上、亡くなったり、負傷したりされる方が出ないで欲しい。
チェンジ日記。明日から、またこの先のことを、本腰を入れて考えてみようと思った。考え方もわからないけど…。考えると決めるところからがスタートです。
今日のところはこの辺りで。読んでくれた人にはほんとうにありがとう。新しい週がまた、みなさまにもわたしにも、様々によくありますようにと、こころから …
by 828summer
| 2016-04-17 20:47
|
Comments(0)