2016年 03月 22日
鳥になりてーっっっ!! だってさ。(C日記 100日め) |
今日はお昼に散歩に出た時に、西から北西方向に連なる北アルプスがほんとうにきれいに見えた。ところどころに雪を抱く、山の頂が一際くっきりとして美しく、歩きながら写真を撮ろうかと思った。でも街中の裏通りから、どこか撮すのによさそうな場所をとその方向を眺め探して歩いても、途中建物に遮られて見えなくなったり、ようやく見える場所に来ても、建物に囲まれなかなかよい具合に見える撮影のポイントが見つからない。駅の改札を抜けた通路の、突き当たりの窓越しの山が、高いところからになるので見えかたとしては一番いいが、きれいだなと思う頂などの表情が、目で見てもよくわからない。結局スマホのカメラだから撮らないでいた。いい写真を撮る人はロケハンじゃないが、あちこちにいい場所を探して覚えてるんだろうな。そう言えば毎日楽しみに読ませていただいているある男性の写真ブログからも、定点観測的な場所がいくつもあることが窺える。それを自分で偶然に見つけたり、写真仲間から教わったりして、自分の頭のなかにそんな風な場所の地図ができているようだ。ランドマーク的なものや、スナップ的に出かけた特定の場所を撮すのとは違う、街中や郊外の絵になる場所。そんなこと考えたことなかったな。下手なしかもスマホの写真、これからは少し意識を向けよう。(読んでいる途中のマディソン郡も、職業写真家の主人公のそう言うロケハンみたいな旅の途中で、あの話の核となる夏の短い出逢いとなるんだったな~。)
山を見ようと寄ったわけではないが、ちょっと葉書を書いて出してしまってから帰りたかった。休みに人にお仏前の菓子を送った中に、便りを入れなかったので葉書を出したかった。またバス旅に誘った友だちから行くと返事が来たので、申込の第2希望の日の連絡が来るのを待っていた。来たら申込み葉書に書き込んで出したかった。それで久しぶりにここは、ゆっくりできるサイゼリヤだと帰る道々考えて寄った。
なぜここに寄ってしまうかと言えば、窓辺の眺めのよさがある。日が長くなり、今日昼間きれいだと思った山が、またここでも美しく見えて、最初は窓辺のロールカーテンは、眩しさからか全部閉まっていた。遠慮して少しずらして覗いていたら、スタッフがさりげなく、わたしのところのカーテンだけ開けてくれた。
しばらくその山の連なりに目をやる贅沢に与り、スイスとかの街のこざっぱりしたレストランにいて、窓から山を見ているような妄想をして、ワインなど飲んでおりました。そのうち思いがけず後ろの席の高校生が、窓の外に目をやって、「鳥になりてー!」と、思わず出たのかそうのたまい出しました。「いい景色じゃん!! 山が! 」と、開口一番で言ったその後に続けて。確かに窓の外、鳥も飛び交っておりました。その彼の言葉に、その鳥が伸び伸びと自由に、風に乗って空を翔るようにわたしにも感じられてきました。
暮れていくひとときに、お喋りに興じる人の中にわたし一人混じって、この空、この山並み、独り占めと眺めておりましたのに…。それが突然に何を思ったか、後でわいわい喋っておりました高校生の一団の一人も、わたしの席以外はみんな降りていたロールカーテンを、遅れて開け出したと思ったら、この空を飛びたいなどのたまう。この高校生男子には、すっかりこの景色を味わう見所のいいところをごっそりさらっていかれながら、なかなかお主やるな~と、「鳥になりてー」にやられてしまいました。不思議系男子面白いです。こんな子どものいる人は、まぁ毎日その感性に触れ、愉しいだろうななんて思った。
今日のチェンジ日記。社長からまた朝電話があり、わたしの仕事のことでも注文があったと。リーダーがわたしの分担から、やれるような仕事があれば肩代わりしてでも、もっと調査の件数をあげろと。珍しくリーダーがこのことでは本社に電話して、わたしが仕事中油など売ってないこと、なかなか社長に理解されないがと、業務を知る課長に口添えなどしてくれないかと、相談や今後のために掛け合ってくれなどした。明日からそれでも、もう少し件数だけは、増やしていった方がいいというところに落ち着く。
先週の外注さんの仕事の日程管理が、うまくいってなかった件。週末の内にベテランの外注さんとは、電話で話し合って方向着け出来ていたと思っていた。今朝になり訂正することがあったと、その方から電話をもらい、話しているうちによりよいリカバリーを含めた形が見えてきた。それで一時間遅れで出社してくる同僚に、先週のやり取りのあった件、わたしに勘違いがあったと、状況と今後についてを伝える。1年に三人も外注さんが代わり、わたしも慣れずわからないまま、対応がまずいことがあった。でもこれでリカバリーされれば、後はもう少し彼女も楽になるし、安定したよい状態で流れていくはずだから、理解して協力してもらいたいと。最初は彼女の言うこと誤解して斥けて、やっぱり彼女の言う通りだったと改善していくことになり、悪かったと謝ってもよかったのだけど、朝から強く出てこられたので、事務的に事実や今後について説明して協力をお願いしただけに終わる。でも同僚は状況がだいぷクリアになってきて、わたしのお願いに協力しますとも言い、それでもわりに気分をよくしているようにも見えた。まあだからもうお互い仕事だし、殊更謝る謝らないもなくてもいいかと、それだけですませてしまった。わたしはやっぱり小さいしうまくないね。
また今日は自分の覚えの、わかりずらい話を最後にきて書いてしまいました。スパッと切り捨てて、読み飛ばしてもらえればありがたいです。今日のところはこの辺りで。読んでくれた人にはほんとうにありがとう。明日はお彼岸の明け。4月ももうすぐそこまでやって来ています。新しい日がまた、みなさまにもわたしにも、余韻も楽しむ少しは余裕を見つけられるとよいな~とねがいつつ
by 828summer
| 2016-03-22 20:36
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